皮膚病

皮膚病

皮膚炎とは、かゆみを伴う赤い発疹を引き起こす様々な病気の総称です。そのタイプや原因がなんであれ、皮膚炎は常に重度の乾燥、引っ掻き、刺激物、アレルゲンに対する皮膚の反応です。 症状は、発赤・腫れ・じくじく・かさぶた・鱗屑(うろこ状のくず)・水泡・皮膚の肥厚です。大抵はかゆみを伴い、ただれ(潰瘍)が生じることもあります。 アトピー性皮膚炎とは、皮膚の上層に生じる、痒みを伴う慢性的な炎症です。花粉症や喘息のある人、また家族にそのような病気の人がいる人に見られることの多い病気です。原因はわかりませんが、特に都市部や先進国に多く見られます。...
PMS 月経前症候群、生理痛

PMS 月経前症候群、生理痛

PMSとは、月経前3〜10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失するものをいいます。 症状は、情緒不安定、抑うつ、すぐ感情的になる、短気、引きこもり、不安、睡眠障害、のぼせ、食欲不振・過食、吐き気、便秘、めまい、倦怠感、動悸、頭痛、腹痛、腰痛、関節の痛み、むくみ、お腹の張り、乳房の張り、ニキビなどがあります。...
うつ病、不安神経症

うつ病、不安神経症

「うつ病」は気分障害の一つで、何をしても楽しめない、一日中気分が落ち込んでいる、原因と思われる問題を解決しても気分が回復せず、眠れない、食欲がない、疲れやすいといった身体症状が現れ、2週間以上、日常生活に支障が出ている状態を指します。 罹患率は100人中6人、女性の方が男性より1.6倍多いことが知られています。 うつ病と双極性障害(躁鬱)は治療法が大きく異なるので、上記の症状が思い当たる人は専門家による判断が必要です。また、貧血や甲状腺の病など他の病の症状が、うつ病と間違われることもあります。気になる人は早めに相談しましょう。...
子宮筋腫

子宮筋腫

子宮筋腫は、珍しくない腫瘍で30歳以上の女性の20−30%に見られる病気です。癌ではありませんが、貧血や痛みなど様々な症状の原因となります。 筋腫は卵巣から分泌されるホルモンによって大きくなります。閉経すると、逆に小さくなります。複数個できることが多く、数や大きさは様々です。大きさやできる場所によって症状も様々です。 主な症状は月経血が多くなることと月経痛です。この他に月経以外の出血、腰痛、頻尿などがあります。また、妊娠しにくい、流産しやすいなどの症状も見られることがあります。目立った症状がなく、気がつかない人もいます。...
高血圧

高血圧

血圧とは、血管の中を流れる血液が血管の壁を押し広げる力のことで、血液が血管壁を押す力が強くなればなるほど、血圧は高くなります。 高血圧は、身体に様々な悪影響を及ぼします。血管に常に高い圧力がかかることで血管壁が厚くなり動脈硬化になり、それが脳血管障害、心臓疾患、大動脈瘤、腎硬化症などの生活習慣病を引き起こす引き金となります。...