アーユルヴェーダ samasti
Relaxation Salon
- 江ノ電・由比ヶ浜駅前
ベット一台、セラピスト一名の
小さなサロン
素朴な空間ではありますが
天然成分100%の無添加オイルを
温めて、たっぷり使用し
心を込めてマッサージいたします
アビヤンガ&シロダーラ 130分 ¥20,000→18,000-
ヘッドマッサージ→お背中とデコルテのオイルマッサージ→シロダーラ
甘草、ツボクサの煎じ液を使用します。
【こんな症状が気になる方にお勧め】
不眠、頭痛、眼精疲労、 白髪、抜け毛、心の疲れ、ストレス、頭脳労働、お顔のくすみ
<ご予約>
電話:090−9105−6680 メール:yoga-cranio@moconoya.com
5月
8日〜20日
サロンをお休み致します。
Full Body Massage
フルコース 2時間10分
¥15,000- / 130min
2回チケット
¥30,000→¥27,000- (有効期限は3ヶ月間)
*初回カウンセリングは20分ほど余計にお時間を頂戴します
<内容>
初回カウンセリング→ヘッド20分→アビヤンガ全身70分→フェイシャル→スチーム発汗30分→ホットタオル10分
<こんな時にお勧め>
・冷え、関節や筋肉の痛み、肩こり、乾燥、疲労、倦怠感、便秘、不眠、不安感、腹部膨満感、めまい、痙攣、硬直
・長時間の移動、頭脳労働、過度の運動や労働、不規則な睡眠や食事、怪我や事故の後、産後、環境の大きな変化、落ち着きたい
Short Massage
ショートコース1時間40分
¥13,000- / 100min
*初回カウンセリングは20分ほど余計にお時間を頂戴します。
<内容>
初回カウンセリング→アビヤンガ全身50分→ヘッド→スチーム発汗30分→ホットタオル10分
季節や体質に合わせてお選びした薬用オイルを温め、頭から足先まで丁寧にマッサージ致します。
心身のバランスが整うにつれ、本来の落ち着きと輝きを取り戻します。


DryMassage
ドライマッサージ
¥9,000- / 70min
2回チケット
¥18,000→¥16,000- (有効期限は3ヶ月間)
*初回カウンセリングは20分ほど余計にお時間を頂戴します。
<内容>
初回カウンセリング→ガルシャナ 50分→ヘッド→スチーム発汗30分→ホットタオル
<こんな時にお勧め>
・重だるい、消化不良、お腹が空かない、握り拳が強く握れない、冷え、白ニキビ、皮膚のザラつき、肥満、糖尿、花粉症、記憶力・集中力が落ちた
・外食が多い、運動不足、軽くなりたい、昼寝・飲酒の習慣がある、昼夜逆転の生活、食事・睡眠が不規則、食後すぐ寝ている、間食が多い


Royal Package From Head To Toe
ロイヤルパッケージ 3時間
¥18,000- / 150min
*初回カウンセリングは20分ほど余計にお時間を頂戴いたします。
<内容>
初回カウンセリング→アビヤンガ70分→ヘッド→フェイシャル40分→スチーム発汗30分→ホットタオル
お身体の全身マッサージに加え、しっかりとフェイシャルトリートメントをしたい方にオススメのメニュー
フェイシャルでは、毛穴ひきしめ、保湿、鎮静効果のある海藻パックを使用します。
他にも、オーガニックのローズウォーターとローズクリームを使用します。
ローズは補湿作用に優れ、冷性の効力により、ほてり、赤み、眼精疲労、充血を緩和し、お肌を美しくする作用があります。
Facial & Head Massage
小顔フェイシャル
¥8,000- / 60min
リピーター様が多くいる人気のメニューです♪
<内容>
ヘッド→フェイシャル→首肩デコルテ→パック→腕マッサージ→ホットタオル
お顔の筋肉を一つ一つ丁寧に揉みほぐすことで、細くなった筋肉が弾力を取り戻します。
最近、肌にハリがなくなったと感じる方へ、ぜひお試し頂きたいリフトアップマッサージです。
ヘッドマッサーでは、頭皮・耳・首・肩をゆっくりもみほぐします。
ストレスでパンパンに緊張した頭皮を緩めることで、緊張性頭痛、首肩のコリ、不眠、精神疲労、目の疲れ、抜け毛、顎のこわばりが
緩和され、お肌にハリと透明感を感じられます。
アーユルヴェーダについて
-about AyurVeda-
アーユルヴェーダは5000年前にインド亜大陸で発祥した伝統医学です。
<特徴>
・予防医学
アーユルヴェーダは病気になってからの治療法だけではなく、病気になりにくく、なったとしてもすぐに治るように、健康な人の健康を維持・増進する為の知識も豊富にあるのが特徴です。
毎日の積み重ねの結果として健康や病気がもたらされるので、精神を健全に保つ方法に始まり、食事、睡眠、運動、飲酒などの方法を体質、環境、年齢、季節、時間帯に応じて具体的に教えています。
また、病気が発症する前段階(未病)の診断とその対処法によって、いち早く不調を発見し健康に戻そうとします。「健康な人ほど病院へ行きなさい」と言われるほど、病気になってから治療に時間とお金をかけるのではなく、健康であることを維持・増進することに努める方が人生を充実させることができるという考え方です。
温かいオイルを体に擦り込むアーユルヴェーダ式マッサージ法のことをアビヤンガと呼びます。
アビヤンガの最大の目的は老化を遅らせ、健康と体力を増進させることです。
アビヤンガに使用するハーバルオイルは体質、体調、季節などに適した多種類の薬草を入れた規定通りの制約法で調合されたものです。
アーユルヴェーダでは油を皮膚に擦り込むことによって、冷えや腰痛の改善、体が丈夫で柔軟になる、産後の回復を早める、病気の予防、代謝を上げる、感覚器官の働きを良くするなどの効果が期待できると言われています。
また、アビヤンガ後には必ずシャワーやサウナ等を利用して体を温めて発汗を促すのが特徴です。
〜アーユルヴェーダの古典より〜
「油を塗り熱をかけることによって、乾燥した木材でさえも曲がるようになる。まして、生きた人間は(油剤法と発汗法で)、なおさらそうなる」(Ca Su 14-5)
絹の手袋やハーブパウダーなどを使って行うドライマッサージです。
ガルシャナをすると、脂肪組織に刺激が与えられ皮下脂肪が柔らかくなり、筋肉が引き締まります。
また、老廃物の排出が活発になり、体が軽く爽やかになるので、ダイエットをしたい人、花粉症、乳腺炎、体が重だるく感じる人、やる気が出ない人、皮膚に痒みがある方、冷え、肩や腰などに痛みを感じている方にお勧めです。
ガルシャナ は皮膚のザラつきを解消し輝きを与えるので、結婚式前の花嫁さんに行う風習があります。
オイルトリートメントの前に行うと、薬草オイルの吸収が高まり、より一層の効果を上げることができますので、オイルトリートメントとセットでの施術をお勧めします。
〜アーユルヴェーダの古典より〜
「乾いた粉末やペーストによるマッサージは、冷えや痛みを除き、鈍重感・倦怠感を緩和。脂肪過多を解消し、体を丈夫にし、皮膚を綺麗にする。代謝経路を閉塞をなくし、皮膚の光沢と外用薬の経皮吸収を高める… 皮膚温を高めて胸部の代謝が良くなり体が軽くなり、痒みなどの症状を減らす」(スシュルタサンヒター4.24 一部抜粋)
ヴェーダでは、万物は「空間」・「風」・「火」・「水」・「土」という五大元素から成り、これらの配合によって色や形の違い、無数の個性が生じると説明します。
また、アーユルヴェーダでは、五大元素から成る「ドーシャ」と呼ばれる生理機能を尺度に人間の身体を捉えます。
とても複雑に見える生命の生化学的働きを単純化した時、その全てが3種類の働きに分かれます。この3種類の機能のことをトリ・ドーシャ(3つの病素)と表現しているのです。
ヴァータ:「空」「風」要素から成る、人体内の動かす力、運動エネルギー
乾性、軽性、冷性、微細性、移動性、清澄性、粗性 以上のように「空間」「風」に象徴される属性を持つ
ピッタ:「火」「水」から成る、物質を変化させ、熱を生産する、消化を行う、知的な消化力も含む
少し油性、温性、鋭性、流動性、移動性、軽性、生肉臭い 以上のように「火」「水」に象徴される属性を持つ
カパ:「水」と「土」から成る、「動き」と「燃焼」を起こさせるための基盤を作る、物質の結合や安定性を高めて形を維持する
重性、冷性、柔性、油性、緩慢性、停滞性、粘着性、滑性 以上のように「水」「土」に象徴される属性を持つ
1つのドーシャが独立して働いているのではなく、それぞれが独自の機能を果たしながら互いに相克し合い、全体としてのバランスが保たれています。
誰の中にもこの3つのドーシャはありますが、どのドーシャを多く含むかによって「偏りやすさ」の傾向が見られます。
どれか1つのドーシャの働きだけが目立って現れているとき、それは病気になりやい環境になっているということです。ですから、ドーシャ間のバランスを取り戻す行為がアーユルヴェーダの健康増進法になります。
<治療>
ドーシャの正常、異常を見極めて、いち早く手を打つことで病気の予防や治療を行います。ですから、アーユルヴェーダの病気治療法、健康増進法は3ドーシャの機能を中心に考えられいます。
ドーシャを乱す原因、つまり病気の原因は、食事、季節、感覚器官とその対象との間違った接触、排尿・排便などの自然衝動を抑えること、知識の誤りなどです。
ですから、病気になる前の不調(未病)に対する処方は、それぞれの体質に合った季節の過ごし方、食事の内容やその取り方、睡眠、飲酒、性生活、運動などのアドバイス、うがいやオイルマッサージなどのセルフケアの紹介となります。
病気治療の場合は、アーユルヴェーダ・ドクターのもとで行われる、増肥療法、軽減療法、油剤療法、乾燥療法、固定化療法、発汗療法の6つの治療法があります。
アーユルヴェーダでは、医者・薬・看護人・患者の4人がチームとなってドーシャの不均衡を均衡に戻す行為を治療としています。
これは、病気の治療を医者や薬任せするのではなく、患者本人も協力しないと治療の成功はないということを意味しています。
アーユルヴェーダの薬草
・トリファラー त्रिफला
アムラ、ビビータキー、ハリータキーこれら3つの果実部分の粉を同量で混ぜたハーブミックス
インドでは浄化目的で頻用されるが、妊婦中は禁忌
煎じ液で眼を洗うと眼の強壮剤になる
トリファラ ーオイルによるマッサージは鎖骨より上の疾患に効果
蜂蜜と共に内服すると便秘に効果
・アムラ अम्ल,अम्लिका
アーマラキー、マラッカノキ
味:酸、甘、渋、辛、苦味
消化後の味:甘味
属性:軽性、乾性
効力:冷性
ヴァータ・ピッタ・カパの3ドーシャの鎮静、特にピッタを鎮静。
全身の強壮剤、血液組織、脂肪組織、生殖組織、中でも筋肉組織を若返らせる、眼、脾臓、肝臓、肺に力を与える。
オイルやパウダーを外用すると髪の毛や頭皮、眼、肌に良く、灼熱感を取り除く。
内服により、消化器系、循環器系、呼吸器系、神経系、生殖器系、皮膚など様々な器官における良い効果がある。
・ビビータキー बिभीतकः
和名:セイタカミロバラン
味:渋味
消化後の味:甘味
属性:乾性、軽性
効力:温性
3ドーシャ鎮静、特にカパを鎮静。
固まっている便を分解して排泄させる、育毛効果、咳・寄生虫・喉の渇き・不眠に効く。かすれた声をよくする。
・ハリータキー हरीतकी
和名:ミロバランノキ
味:渋、甘、酸、辛、苦味
消化後の味:甘味
属性:軽性
効力:温性
3ドーシャ鎮静、特にヴァータを鎮静。
消化力増進、記憶力増進、強壮剤、便の排泄をよくする、痔、寄生虫、排尿病、眼に良い、皮膚の難病、心臓病、肝臓病、浮腫、傷、栄養過剰による病気、咳、呼吸困難に効く。
禁忌:妊娠中、ピッタ過剰
・ゴマ油 तिल तैल
味:甘、渋、苦味
消化後の味:甘
属性:油性、温性、重性
効力:温
ヴァータを鎮静、カパを増加させない、ピッタを増加
体力増進、皮膚に良い、毛髪に良い、身体を丈夫にする、女性性器の浄化をはかる、創傷を癒す
・ギー गी
味:甘味
消化後の味:甘味
属性:緩慢性、油性
効力:冷性
精製されたバターのこと。体との親和性が高く、アーユルヴェーダの治療において外用・内服で用いられる
燃やしても煤が出ないほど綺麗に消化され体に滋養を与える、優れたピッタ緩和剤
記憶力、知力、消化力、精液、オージャス、カパ、脂肪を増大させ、声や肌色を良くし、ヴァータ・ピッタ、毒物(酒、薬)、錯乱、憔悴、不幸、慢性の発熱を除去し、全ての脂肪の中でも最も優れ、無数の効能を持ち、多くの用い方によって無数の効果を上げる。
・カルプーラ (カンファー) कर्पूर
和名:樟脳、クスノキ
味:苦、辛、甘味
消化後の味:辛
属性:軽性、鋭性
効力:冷性
ヴァータ、ピッタ、カパに効果。
スーッとした湿布のような香りが特徴。ウイルス、菌、カビの増殖を抑え、防虫、消臭効果。血行促進、抗炎症、鎮痛作用、リウマチ、関節痛、筋肉痛、肩こり、頭痛、ニキビ、咳、気管支炎、呼吸困難に役立つ。
・リコリス स्थलजा,स्थलेजात
和名:甘草
味:甘味
消化後の味:甘
属性:重性、油性
効力:冷性
ヴァータとピッタを鎮静。
内服:眼に良い、体力増進剤、肌色を良くする、精力剤、声を良くする、髪の毛に良い。
血液組織の病、傷の炎症、刃物創傷による疝痛に効く
外用:抗炎症作用、鎮痛作用、育毛作用、傷を癒す働き
・ニムバ निम्ब
味:苦、渋味
消化後の味:辛味
属性:軽性、乾性
効力:冷性
ピッタ、カパを鎮静、ヴァータを増加
皮膚の難病、痒み、糖尿病、傷、寄生虫をなくす働きがある、痔核、熱病に効く
・アシュワガンダー अश्वगन्धा
和名:セキドメホウズキ(ナス科)
味:甘味、渋味、苦味
消化後の味:甘
属性:軽性、油性
効力:温
カパ、ヴァータを鎮静。外用:浮腫、痛みを和らげる、ヴァータ性の病と力が減退した時に薬用オイルでマッサージする。内服:神経のトニック剤、強精剤、不眠症に有効
समदोषः समागनिश्च समधातु मलक्रियः| प्रसन्नात्मेन्द्रियमनाः स्वस्त इत्यभीधीयते ||
健康の定義
ドーシャ、アグニ(消化力)、マラ(老廃物)、ダートゥ(組織)が正常に機能している、存在意識・感覚器官・マインドが至福に満ちている
アーユルヴェーダでは、生命現象を支えているのはヴァータ・ピッタ・カパの3つのドーシャとしていますが、これについで重要なものとして、「食事」「睡眠」「性生活」の3つを挙げています。これらは「生命を支える補助的な柱」と呼ばれます。
この3本柱の中でも「食事」は最も大事なものとされ、間違った食事の取り方をすれば、様々な病気の原因になり得えます。
「弱いアグニ(消化力)は万病のもと」
間違った食事により、ドーシャのバランスが崩れ、消化力が弱くなり、未消化物が作られ、代謝経路の閉塞が起こって、体力や抵抗力が弱くなることがあるので、ウイルスなどによる感染症でさえも、病原菌そのものより、食生活によって弱った人体の側の要因を重要視します。
食事は、薬と同じように人体に影響を及ぼし、ドーシャに影響を与え、体の組織や老廃物を増減させます。薬は効力を中心に考えられていますが、食事は味を中心に考えられています。それは、食事に最も期待される効果が味覚による「満足」だからです。
食事は美味しく食べて満足感を得るのが最も大切なことですが、体に入った食物が体力を与えて、ドーシャをバランスよく働かせるためには、どのような性質の食物をどのような方法で摂取すれば良いかを知る必要があります。
病気の治療においても、食習慣を正すことなく、薬剤だけを頼りにしても良い効果は得られず、治療に時間がかかったり、完全な回復ができなかったり、病気が再発したりします。食事を正しく摂ることによって治療の効果は増加します。
「スロータス(代謝経路)に良い食物を食べる人に薬はいらない。スロータスに悪い食物を食べる人に薬はいらない」という諺があり、
これは、スロータスに悪い食習慣の人がいくら良い薬をとっても意味がなく、病気の治療においても食事が基本となっていることを示しています。
・規則正しい食事
平日、休日であっても毎日同じ時刻に食事をとる。規則正しい食事が消化・代謝・生理機能にとって最も大切なこと。
・適量
胃袋の2/3程度が適量。胃袋の1/3を固形、1/3を液体、残り1/3は空けておく。食べ過ぎは未消化物が蓄積してスロータス(代謝経路)を閉塞させる。
・前の食事が消化されてから次の食事
お腹が空いていないのに食べると、消化・吸収に悪影響を与え、栄養素が吸収されにくくなり、体の組織を構成している要素の質が悪くなる。
・温かい食事
出来たてものもを食べると早く消化され、カパの抑制になる。調理後3時間以内に食べることが望ましい。冷たい水は消化力を弱め、体を太らせる。
・早すぎても遅すぎでもない食べ方
20分くらいの時間でよく噛んで食べる。早すぎる食事は消化・吸収に悪影響、遅すぎる食事は食べ過ぎの原因であり、消化に悪影響を与える。
・喋らないで心を込めて食べる
楽しい気分で食事をすることは消化にも良いが、会話は食事の前後にして、食事中は集中して食べる。少なくとも口に物を入れたまま喋ることは慎むべき。
・好きな場所で好きなものを揃えて食べる
食事中の精神状態が消化と栄養に関係しており、精神的に不安定な状態での食事は病気の原因に、心地よい気分と雰囲気の中で食べることは健康に良い。
・満足感が最も大切なこと
どんなに健康に良い理想の食事をしたとしても、食べた後に「満足感」を得られたかどうかが健康にとって最も重要なことだと言われる。
・組み合わせ
例:牛乳は[酸味・塩味・魚介類]と一緒に摂ると未消化物が多量に発生、ドーシャが悪化、抵抗力が弱まる。ヨーグルトを夜間に食すと、スロータスを害する。
・土地
野菜はその人が住んでいる土地のものが良く、肉は住んでいる所と反対の性質の気候で育った動物の肉が良い。例:湿地帯に住んでいるなら乾燥地の動物の肉
・時期
夏は消化力が落ちているので消化しやすい栄養のあるものが良く、冬は消化に時間のかかる高カロリーなものを食べる。年齢を考慮する。
・油質のある食事
アーユルヴェーダが勧める油脂類の中で最も優れたものは牛乳から作ったギー、消化力を強め、皮膚に良く、老化防止に役立つと言われる。
・あらゆる味のものをとる
甘・酸・塩・辛・苦・渋の6味があり、全ての味を含んだ食事は健康によく、偏った味のものだけを習慣的にとっていると体を弱めると言われる。
・自分を見て食べる
精神的にも肉体的にも慣れている食事をとる。その人にとって良くない習慣があれば、慣れや好みを考慮して少しずつ変えていく。
・食べ物の性質を知る
重性・軽性など属性を判断し、有益な食べ物と無益な食べ物を考慮する。自分の体質、季節や年齢などの時間、量や場所を考慮して適当な食物を選ぶ。
春
太陽の光が、冬の間に蓄積したカパを溶かして悪化させる。その為、消化力が落ち、鼻水、アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎、喘息、気管支喘息などの症状が出やすくなる。
自然界に「渋味」が増える影響で体力と抵抗力は中程度。仕事や行動は疲れがたまらないようにコントロールする。性行為は3日おき。
昼寝は絶対に避け、温かい湯で入浴して体を冷やさないようにする、無理ない程度で毎日運動する。
食事は脂っこい高カロリーのものを避ける(牛肉、豚肉、卵、ナッツ、エビ、カニ、ヨーグルト、アイスクリーム、ケーキ、甘いもの)
勧められる食品は、鶏、羊、ヤギの肉、小麦、大麦、古米、白湯、生姜湯、ハチミツ水
カパを抑える赤系の色の衣服が勧められる
雨季
春の終わりにヴァータが少し蓄積し、梅雨の「冷性」でやや悪化。7月と8月にもヴァータが蓄積し、9月と10月の台風シーズンに再び悪化する可能性がある。
梅雨は自然界に「辛味」が増し、秋の台風シーズンは「酸味」が増し、消化力と体力が最も低くなる。
雨季には、空中と地中の汚物・有害物質・細菌が雨水に溶け込んで人体に病害をもたらす危険性があるので、環境と衣服の衛生に注意を払うべき。
例:エアコンフィルターのカビによる肺炎、畳やカーテンのカビによるアレルギー
対策:除湿器、布団乾燥機、燻蒸、虫干し、湿気は下に溜まるので食器や寝具の保管は高い位置にする、衣類は綿、絹、レーヨン素材、色は白が勧められる。
この時期は、ヒマシ油・ベニバナ油でのオイルマッサージ、ガンドゥーシャ(うがい)が勧められ、昼寝は禁じられる。体力が減少しているので運動を減らし、性行為は月2回。特にヴァータ体質の人は冷たい風で体を冷やしたり、雨に濡れたりしないように気をつける。
勧められる食事:酸味、塩味、胡椒、生姜、ニンニク、玉ねぎ、肉スープ、温かいもの、煮込み、焼き物、米・麦・バターミルク・ハチミツ・レモン・湯冷まし
避けるべき食事は、菓子、脂肪が多すぎるもの、生野菜、冷たいビール、汚濁した川で獲れた魚
夏
直射日光が地球の植物と生物からエネルギーを吸い取っていく為、体は最も弱まる時期。人体や植物に「軽性」と「乾性」が増えヴァータが蓄積するが、「温性」の影響で悪化しない。湿気の影響でピッタが蓄積。
対策:打ち水、植物カーテン、寝室を涼しくしておく、庭や花を楽しむ、夜空の星と夜風を楽しむ、真珠・白檀・ジャスミンなどで体を冷やす、帽子・日傘・サングラスを使用する。
夏は体力が減少しているので、昼寝をして良い。運動は禁じられているが、クーラー生活の人は汗をかく必要がある。水泳、山や森歩きが勧められる。性行為は15日に1回。
勧められる食事:甘味、体を冷やす、流動性がある、体を滋養するもの(米・麦・牛乳がゆ、肉スープ、ギー、ぶどう、モモ、イチジク、きゅうり、バナナ、玉ねぎ、ミルクセーキ、甘酒、梅ジュース)
避けるべき食品:塩辛いもの、辛味(濃い味の麺つゆ、魚介類、干物、鶏肉、冷たい飲み物、酒)
秋
月が澄み渡り、体に涼しさをもたらす。台風シーズンに「冷性」が増加して、夏に蓄積したヴァータが悪化。台風シーズンの湿気で「酸味」が増しピッタが蓄積、台風の後に再び現れる太陽の影響で自然界に「塩味」が増しピッタ悪化。皮膚疾患・鼻血・口内炎などが起こりやすい。体力と消化力は中程度。
昼寝を避け、適度な運動をする。直射日光を避け、月見を楽しむ。牛乳風呂、オリーブ油・ココナツ油でのマッサージが勧められる。性行為は週2回。
衣服の素材は絹・レーヨン、色合いは白・緑・青が良い。
勧められる食品:甘味・苦味・渋味(古米、麦、牛乳、ギー、よく熟した果物、ブドウ、レンコン、キャベツ、きゅうり、イモ類、根菜類、ウリ、緑茶)
避けるべき食品:酸味・塩味・辛味(海塩、重曹、海魚、淡水魚、牛肉、ヨーグルト、ゴマ油、パン、発酵食品、酒)
冬
初冬は自然界に「油性」「冷性」が増し、「甘味」が優勢になりカパが蓄積するが、「冷性」によって凝固され悪化しない。冷たい風によって「乾性」が増し、ヴァータが蓄積。厳冬には「苦味」が増える。体力・消化力が最も強い時期。
オイルマッサージを毎日する、昼寝は禁止、たくさん食べて、よく運動し、よく性行為を行う時期。
勧められる食事:脂っこいもの、肉類、魚類、菓子、穀物類、豆類、ナッツ類、様々な果物、野菜を好みのままに好きな味付け食べて良い。お酒も飲んで良い。
避けるべき食事:粗食、冷たい飲み物、乾性、軽性のもの
*最近は環境破壊により異常気象が現れているので、暦だけではなく気候の特徴を見て、それに応じた生活法を取り入れるようにする。
注意事項
-please note-
・軽めの食事を2時間前までにお済ませ下さい。
・お酒の影響がある状態でトリートメントを受けることはご遠慮下さい。(二日酔いも含む)
・疲労感の強い方にはかえってお体を消耗させてしまう恐れがございます。
・生理中、妊娠中の方はご遠慮下さい。
・発熱、炎症反応がある、体が重たい時はご遠慮下さい。
・稀にオイルによる湿疹やかぶれが起こる場合がございます。お化粧品かぶれの経験がある方、敏感肌、アレルギーをお持ちの方は施術前にパッチテストを行うので必ずお申し出下さい。
【前日までの過ごし方】
・食間に白湯を飲みましょう。
・3日前から揚げ物やステーキなど消化に重たいものを控え、腹八分目にしましょう。
・添加物の多いもの、お菓子などを控えましょう。
・健康な方は昼寝を控えましょう。
・夕食は就寝3時間前までに済ませるか、軽めにしましょう。
・食前に生姜に塩とレモンをふりかけたもの、生姜湯をとりましょう。
【トリートメント後】
・プール、激しい運動をひかえて安静に過ごしましょう。
・長距離の移動を避けましょう。
・直射日光、強い風、雨に当たることを避けましょう。
・熱めのシャワーやお風呂に浸かり、発汗を促しましょう。
・頭皮のオイルはシャンプーを2回して落として下さい。
・お体のオイルは石鹸を使って落として下さい。
・消化に重たい食事(ステーキ、クリームシチュー、お寿司、ピザ、生野菜など)を避けましょう。
・昼寝を控えましょう。
・排尿、排便、おならなど生理現象を我慢しないようにしましょう。
・興奮することや激しい感情になることを控えましょう。
☆ 定期的にお薬を服用されている方
☆ リウマチ、痛風、糖尿病の方
☆ 心臓病、高血圧の方
☆ 頭部に疾患、傷のある方
☆ 目に疾患のある方
☆ 施術に対して不安や心配がある方
☆ 過去に化粧品などで皮膚トラブルの経験がある方、アレルギーをお持ちの方、パッチテストを行いますので申し出てください。
- ご予約人数に限りがございますので、ご予約の変更やキャンセルは、必ず前日の17時までにお電話あるいはメールにて、ご連絡頂きますようご協力をお願いいたします。
- 当日キャンセルの場合は、50%のキャンセル料を頂戴しております。
- キャンセルが続く場合はご予約を承ることができなくなる場合がございますので、お気をつけ下さい。
アクセス
-access-
アーユルヴェーダサロン samasti
infomation
お問合せ
090-9105-6680
yoga-cranio@moconoya.com
【電車でお越しの場合】
江ノ島電鉄 由比ヶ浜駅の改札を出て左に進む
一つ目の交差点を右に曲がる
曲がるとすぐにお店です。
由比ヶ浜駅から徒歩1分
【自転車・バイクでお越しの場合】
店舗の裏に駐輪スペースがあります。
【お車でお越しの場合】
近くのコインパーキングをご利用ください。
夏季や連休時には混雑が予想される為、公共の交通機関をご利用されますことをお勧めします。
Reservation
ご予約フォーム
*アビヤンガのショートコースをご希望の場合は、ノート欄にご記入下さいませ。お電話やメールでもご予約承れます。
・For women only
・50% of the fee will be charged for same-day cancellations.
・Same-day reservations are not accepted.



Notes
注意事項
-
当日キャンセルは料金の50%を頂戴しております。
-
女性専用サロンです。男性はご紹介に限り承ります。
-
クレジットカードのご利用が可能です。



みたともこ
セラピスト歴18年
アーユルヴェーダ ヘルスコーディネーター
冷え性
冷え性とは、血行障害のことで特に抹消血管などが障害されて起こります。 原因は、ストレスや不規則な生活による自律神経の乱れ、きつい下着などの締め付けによる皮膚感覚の乱れ、貧血や低血圧などによる血液循環の悪化、筋肉量が少ないこと、等が考えられます。 冷え性の症状は、肩・首のコリ、不眠、腹痛や下痢、免疫力低下、むくみ、生理不順や生理痛があります。 アーユルヴェーダの観点から冷え性を見ると、カパが増加してピッタが減少する症状です。 【カパを減らしピッタを上げる】...
不眠症
不眠症とは、「長期にわたり夜間の不眠が続き」「日中に精神や身体の不調を自覚して生活の質が低下する」この二つが認められることです。 日中の不調とは、倦怠感・意欲低下・集中力低下・抑うつ・頭痛・めまい・食欲不振など多岐に渡ります。眠りが浅く感じられても昼間の生活に支障がなければ不眠症とは診断されません。 不眠が続くと不眠恐怖症が生じ、緊張や睡眠状態へのこだわりのために、なおさら不眠が悪化するという悪循環に陥りますので、睡眠時間が短いことや目覚めの回数にこだわりすぎないことが大切です。...
糖尿病
糖尿病は一度発症すると治癒することはなく、放置すると網膜症・腎症・神経障害などの合併症を引き起こし、末期には失明したり透析治療が必要となることがあります。さらに糖尿病は脳卒中、虚血性心疾患などの心血管疾患の発症・進展を促進することも知られています。 糖尿病は、インスリンの作用不足により、糖、脂質、蛋白質を含むほとんど全ての代謝系に異常をきたします。糖尿病患者の代謝異常が軽度であれば、ほとんど症状を表さず、患者自身も糖尿病の存在を自覚しない為、長時間放置される事があります。...
アレルギー性鼻炎
アレルギー性鼻炎は、くしゃみと鼻汁、鼻炎を主な症状とする疾患で風邪でもないのに突然鼻水、くしゃみ、鼻づまりを繰り返します。 これらの症状は、本来入ってきた異物(抗原)をくしゃみで吹き飛ばし、鼻汁で洗い流し、鼻閉でさらに異物を入れないようにする生体防御のための反応ですが、過剰になると日常生活に支障がおこります。...
骨粗しょう症
骨粗しょう症とは、骨がもろくなり、骨折しやすくなることです。閉経後の女性に多くみられますが、4人に1人は男性です。骨が弱く脆くなっていても痛みなどでない人も多く、自覚症状は現れにくいけれど静かに進行していきます。 初めのうちは背が縮んだ気がする、腰が曲がってきたような気がするという程度ですが、進行すると身長が明らかに縮んでくる、背中や腰の痛みで寝込むことが多くなるといっった症状が現れます。これは脊椎の一部がスカスカになっていつの間にか潰れてしまう圧迫骨折が原因です。...
皮膚病
皮膚炎とは、かゆみを伴う赤い発疹を引き起こす様々な病気の総称です。そのタイプや原因がなんであれ、皮膚炎は常に重度の乾燥、引っ掻き、刺激物、アレルゲンに対する皮膚の反応です。 症状は、発赤・腫れ・じくじく・かさぶた・鱗屑(うろこ状のくず)・水泡・皮膚の肥厚です。大抵はかゆみを伴い、ただれ(潰瘍)が生じることもあります。 アトピー性皮膚炎とは、皮膚の上層に生じる、痒みを伴う慢性的な炎症です。花粉症や喘息のある人、また家族にそのような病気の人がいる人に見られることの多い病気です。原因はわかりませんが、特に都市部や先進国に多く見られます。...