糖尿病

糖尿病

糖尿病は一度発症すると治癒することはなく、放置すると網膜症・腎症・神経障害などの合併症を引き起こし、末期には失明したり透析治療が必要となることがあります。さらに糖尿病は脳卒中、虚血性心疾患などの心血管疾患の発症・進展を促進することも知られています。 糖尿病は、インスリンの作用不足により、糖、脂質、蛋白質を含むほとんど全ての代謝系に異常をきたします。糖尿病患者の代謝異常が軽度であれば、ほとんど症状を表さず、患者自身も糖尿病の存在を自覚しない為、長時間放置される事があります。...
アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎

アレルギー性鼻炎は、くしゃみと鼻汁、鼻炎を主な症状とする疾患で風邪でもないのに突然鼻水、くしゃみ、鼻づまりを繰り返します。 これらの症状は、本来入ってきた異物(抗原)をくしゃみで吹き飛ばし、鼻汁で洗い流し、鼻閉でさらに異物を入れないようにする生体防御のための反応ですが、過剰になると日常生活に支障がおこります。...
骨粗しょう症

骨粗しょう症

骨粗しょう症とは、骨がもろくなり、骨折しやすくなることです。閉経後の女性に多くみられますが、4人に1人は男性です。骨が弱く脆くなっていても痛みなどでない人も多く、自覚症状は現れにくいけれど静かに進行していきます。 初めのうちは背が縮んだ気がする、腰が曲がってきたような気がするという程度ですが、進行すると身長が明らかに縮んでくる、背中や腰の痛みで寝込むことが多くなるといっった症状が現れます。これは脊椎の一部がスカスカになっていつの間にか潰れてしまう圧迫骨折が原因です。...
皮膚病

皮膚病

皮膚炎とは、かゆみを伴う赤い発疹を引き起こす様々な病気の総称です。そのタイプや原因がなんであれ、皮膚炎は常に重度の乾燥、引っ掻き、刺激物、アレルゲンに対する皮膚の反応です。 症状は、発赤・腫れ・じくじく・かさぶた・鱗屑(うろこ状のくず)・水泡・皮膚の肥厚です。大抵はかゆみを伴い、ただれ(潰瘍)が生じることもあります。 アトピー性皮膚炎とは、皮膚の上層に生じる、痒みを伴う慢性的な炎症です。花粉症や喘息のある人、また家族にそのような病気の人がいる人に見られることの多い病気です。原因はわかりませんが、特に都市部や先進国に多く見られます。...
PMS 月経前症候群、生理痛

PMS 月経前症候群、生理痛

PMSとは、月経前3〜10日の間続く精神的あるいは身体的症状で、月経開始とともに軽快ないし消失するものをいいます。 症状は、情緒不安定、抑うつ、すぐ感情的になる、短気、引きこもり、不安、睡眠障害、のぼせ、食欲不振・過食、吐き気、便秘、めまい、倦怠感、動悸、頭痛、腹痛、腰痛、関節の痛み、むくみ、お腹の張り、乳房の張り、ニキビなどがあります。...
うつ病、不安神経症

うつ病、不安神経症

「うつ病」は気分障害の一つで、何をしても楽しめない、一日中気分が落ち込んでいる、原因と思われる問題を解決しても気分が回復せず、眠れない、食欲がない、疲れやすいといった身体症状が現れ、2週間以上、日常生活に支障が出ている状態を指します。 罹患率は100人中6人、女性の方が男性より1.6倍多いことが知られています。 うつ病と双極性障害(躁鬱)は治療法が大きく異なるので、上記の症状が思い当たる人は専門家による判断が必要です。また、貧血や甲状腺の病など他の病の症状が、うつ病と間違われることもあります。気になる人は早めに相談しましょう。...