アーユルヴェーダの古典には「消化の火をかきたてるものの中では消化力に応じた食物を摂ること」と記載があり、

消化力は暖炉の火に、食べ物はマキに例えられ、マキ(食べ物)を入れ過ぎてしまうと火(消化力)が消えてしまうので、火を勢いよく燃やす為には暖炉(胃)に隙間を残し、マキは6〜7割が良いと教えられます。

現代は食べなさ過ぎよりも食べ過ぎによる死因が多い時代です。

食べ過ぎ、不規則な食事、ストレスによる消化力減退が主な原因でうまく消化されなかった食事が、体の正常な機能を妨げ、病気の原因となるのです。

体調不良を感じている時は、消化力のメンテナンスが最優先です。

食べたものがうまく消化されて、体の構成要素を強め、健康人の健康を底上げし、自分自身を最大限に発揮させることができたら、成し遂げたい目的の手段となり、好奇心に溢れた楽しい人生になりそうですね!

 

アーユルヴェーダでは消化の火を煽る消化力増進剤として「トリカトゥ(長コショウ、乾燥ショウガ、黒胡椒)」が紹介されています。

普通にコショウとしてお料理に使えます。

今日は、長コショウ(ヒハツ、ピッパリー)をラーメンに入れて食べました。食が進むし、体がホカホカしてきて元気になりますよ♪

アンチエイジング、強精剤、血行増進、むくみ、花粉症、喘息、冷え性、肩こり、腰痛、貧血、に効果があるとされ、

ゴースト血管(一部が消えてしまっている老化の原因になる毛細血管)を改善すると言われています。