消化力を煽る!

消化力を煽る!

アーユルヴェーダの古典には「消化の火をかきたてるものの中では消化力に応じた食物を摂ること」と記載があり、 消化力は暖炉の火に、食べ物はマキに例えられ、マキ(食べ物)を入れ過ぎてしまうと火(消化力)が消えてしまうので、火を勢いよく燃やす為には暖炉(胃)に隙間を残し、マキは6〜7割が良いと教えられます。 現代は食べなさ過ぎよりも食べ過ぎによる死因が多い時代です。 食べ過ぎ、不規則な食事、ストレスによる消化力減退が主な原因でうまく消化されなかった食事が、体の正常な機能を妨げ、病気の原因となるのです。...
消化力を上げる!

消化力を上げる!

私たちがどんなに滋養のあるものを食べても、「消化力」がないと肉体の構成要素を強めることができません。 消化力を増進させるもの=アグニ・ディーパナのご紹介です! <材料> 生姜・岩塩・レモン <食べ方> 生の生姜を厚さ2ミリ程度にスライスして、レモン汁と岩塩をかけて食前に頂きます。 紅生姜に近い感じで、とても美味しいです。 鉄分を分解、吸収する唾液が出るので貧血気味の方には特にオススメ♪   アーユルヴェーダでは「味」そのものに薬理作用があると説明します。...
アーユルヴェーダとは

アーユルヴェーダとは

アーユルヴェーダ(=生命科学)は、古代のインドで発祥し伝承されてきた総合的な医学体系です。 <特徴> ・予防医学 アーユルヴェーダでは病気になってからの治療だけではなく、健康な人の健康増進と老化防止を教えています。病気が発症する前段階(未病)の診断とその対処法によって、いち早く不調を発見し健康に戻そうとします。「健康な人ほど病院へ行きなさい」と言われるほど、病気になってから治療に時間とお金をかけるのではなく、健康であることを維持・増進することに努める方が人生を充実させることができるという考え方です。 ・アンチエイジング...
アビヤンガ

アビヤンガ

アーユルヴェーダの治療法の一つであるオイルマッサージのことをアビヤンガと呼びます。 アビヤンガの最大の目的は老化を遅らせ、健康と体力を増進させることです。 45歳頃から体内組織の低下が始まりますので、その頃からアビヤンガをすると組織の機能低下を遅らせることができます。老化をもっと抑えたい人は、若い頃からアビヤンガを始めると良いです。 アビヤンガに使用するオイルは薬用効果のあるものです。体質、体調、季節などに適した多種類の薬草を入れた規定通りの制約法で調合した薬用油を用います。...
朝、水を飲むこと

朝、水を飲むこと

アーユルヴェーダ(インドの伝承医学)では、朝起きたら口の中の洗浄をして、常温の水を飲むことを勧めています。 寝ている間に汗をかいて、鼻や口の粘膜から水分が蒸発するので体は水分不足です。 また、胃にものが入ることによって、胃ー大腸反射が起こるので腸が動き始めスムーズな排泄が促されます。 飲む量は約640cc。マグカップなら2杯分、小さな湯のみなら3杯分くらいでしょうか。...