夏バテの原因の一つに冷房と外気温の「温度差」がありますね。

夏はクーラーとアイスになりがちですが、この組み合わせでは夏風邪を引いてしまいます。

夏に汗をかいておくと、身体の様々な管の通りが良くなり、秋に不調が起きにくくなるので身体に夏を感じさせることも必要なのですね。

体力や回復力がない夏に、あえて炎天下の下で激しい運動をする必要はありませんが、ずっと冷房の中にいる人は汗をかく運動を取り入れるとバランスが良いですね。

夏は激しい運動や性行為は控えめにして、水泳、森林の散歩、山歩きくらいがちょうど良さそうです!

山の中はクーラーが無くても夜は冷んやりしているし、稜線を吹き抜ける風は肌に心地よく、土のデコボコした踏み心地で身体の歪みは整えられ、草花の香り、鳥や虫の声で気分は清々しく、目に優しい木漏れ日、広がる景色のご褒美、ご飯や水がとてつもなく美味しく感じられたりして、日常の悩みは何処へやら…

そして、真夏は海より川の方が清涼感があって気持ちが良いな…と思います。近所に湧水や小川が流れている人はラッキーですね。海水みたいにベトベトしていなくて冷たいのでサッパリ。

残念なお知らせではありますが、かき氷やアイスを食べると内臓の温度が下がり、元に戻す為にエネルギーを消費します。ただでさえ消化力が落ちる夏に更に消化力を落としてしまいます。

そこで、温度の面で冷たいものを取るのではなく、効力の面で冷性の食べ物を取るようにしてみてはいかがでしょうか。

【夏にオススメ・身体を冷やすもの】

・きゅうり

・バナナ(シナモンパウダーをかけると美味しい&消化を助ける)

・ブドウ

・イチジク

・桃

・玉ねぎ(特に生のものは、よく陽に当たる人にとっては日射病から身体を守る働きがある)

・牛乳(一度加熱したものが良い。塩、酸、ニンニク、魚と食べ合わせが悪い)

・米(天然の甘みは身体を冷やす)

・麦

・ギー(夏でも多少は油分が必要)

・バター

・ミルクセーキ

・甘酒

・梅ジュース

・白檀、ジャスミンの香り

・大理石

・月、星

・真珠

・白、涼しさを感じさせる薄い色合い

【身体を温めるもの】

・鶏肉

・魚介類

・牛肉

・塩辛いもの(汗をかくので多少は必要、取過ぎは喉の乾き、発熱、血液組織を汚染、皮膚病悪化、胃酸過多、シワ、脱毛、筋肉組織の腐敗などの害がある)

・辛いもの(夏は人体内や植物に辛味が増えているのに、更に辛味を取ると灼熱感、熱、喉の渇き、体力減退、性的不能を起こす)

・お酒(身体を乾かし体力を奪うので、飲むなら薄めて飲むか葡萄酒がオススメ)

・ムスクの香り