アーユルヴェーダ(インドの伝承医学)では、朝起きたら口の中の洗浄をして、常温の水を飲むことを勧めています。

寝ている間に汗をかいて、鼻や口の粘膜から水分が蒸発するので体は水分不足です。

また、胃にものが入ることによって、胃ー大腸反射が起こるので腸が動き始めスムーズな排泄が促されます。

飲む量は約640cc。マグカップなら2杯分、小さな湯のみなら3杯分くらいでしょうか。

ヴァーバプラカーシャというアーユルヴェーダの古典には「痔疾患、発熱、老化、皮膚病、肥満を取り除き、消化力を強め、排尿障害、出血、痔疾患、耳疾患、咽喉疾患、腰部痛、眼疾患を取り除く」と記されています。

普段はお白湯を勧めるアーユルヴェーダですが、朝一の空きっ腹にアツアツの白湯はかなり辛いものがあるので、常温で良いのですね!

始めは量が多く感じられるかもしれませんが、続けるうちに気持ちの良い排泄が習慣化されるので、毎朝やってみて下さい。