保育園の図書で見つけた「もうぬげない」ヨシタケ シンスケ著

大人も子供も一緒に笑ってしまう絵本。

ヨシタケさんの絵本は、笑えるだけではなく、時には、子供ならではの自由で素直な視点から、「自分ってなんだろう?」という根本的な疑問に目を向けるきっかけをくれます。

我が家でヨシタケさんの絵本はブームとなり、息子も学校の図書室で、ヨシタケさんの絵本を発見して大喜び。次の図書の時間が待てないほど楽しみにして、「ママ!今日これ借りられたよ!」と息を弾ませて帰ってきます。

「このあとどうしちゃおう」は、死んだおじいちゃんが書いた日記のお話。

「死や老いに対する恐れ」という普遍的な題材を、明るくユーモラスたっぷり、ポップに描いています。

子供の頃、「死んだ後はどうなるのか?」そのことを教えてくれる大人は、私の周りにはいなかったなぁ〜

親子でそのことを一緒に考えられたら、生き方が変わるかも?しれませんね。

「ぼくのニセモノをつくるには」は、ひとりひとり持って生まれた形(特徴)が違うからこそ面白い、その中で、自分が自分のことを好きになれる(受け入れられる)かどうかが、その人の幸せを決めていると描かれています。

一緒に想像を膨らませながら、笑いながら読んでいます。