「腸腰筋」について

インナーマッスルの代表的な存在


アウターマッスルは、意識的に関節を動かす時に使われるので、筋トレで鍛えられますが、インナーマッスルは、関節を安定させ、姿勢を支える役目なので、私生活のスタイルが記憶される、形状記憶型の筋肉と呼ばれます。


日頃から、正しい姿勢を心がけ、よく歩くと腸腰筋が鍛えられます。

インナーマッスルである腸腰筋が弱ると、腰、肩、膝に影響しますから、膝や腰、肩に不快感がある方は、腸腰筋を緩めることで改善が期待できます。
そして、インナーマッスルを鍛えることで、それらの症状の予防になります。


腸腰筋がしっかり使えていると、代謝が上がり、身体が温まり、子宮の緊張が和らぎます。


 ですから、妊婦さんでお腹の張りがある方は、腸腰筋を緩めると、お腹が柔らかくなり、血流が増すので、胎児の発育が良くなります。
 また、腹部にスペースができて、逆子が良く治り、陣痛の発来を助けるそうです。


腸腰筋は、身体を反らせることで伸ばされます。
また、股関節を屈曲させたり、ゆすることでも緩みます。
呼吸をする時、腰を膨らませるように、息を吸い入れてみると、優しいマッサージ効果でほぐれます。


腰を左右にゆすり、緊張を緩めてみましょう。



妊婦さんは腰を反らせるポーズはしないで下さいね。




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