筋膜について


筋膜とは、筋肉や内臓を包んでいる膜のことで、サランラップのようなイメージです。
コラーゲンで出来ており、85%が水分だそうです。


第2の骨格と言われるほど、身体を立体的に支える為に必要なもので、内臓を正常な位置に支えたり、体液循環を正常に保ったり、自立神経のバランスを整えるなどの働きがあります。


筋膜は背面、前面、側面と3つに分かれていますが、広い範囲でつながっているので、猫背やスマホ、足を組むなどの生活習慣で、一部の筋膜に負荷がかかり続けると、ねじれたり癒着して、他の筋膜も引っ張られて歪み、不調(肩こり、腰痛、冷え、イライラなど)の原因となります。






逆に、筋膜を正常に戻すことで、血液やリンパの流れが良くなり、冷えやむくみの改善になります。また、自律神経のバランスが整うので、体内時計が正常に働き、不眠の解消や免疫力向上につながるそうです。


タイマッサージなどストレッチ系のマッサージで、じっくり広い範囲に圧をかけてもらうか、コロコロローラーのようなもので筋肉の上をローリングすると、筋膜のしこりや癒着が解けるそうです。


ヨガのポーズにも筋膜に働きかけることができるものがあります。


筋膜に働きかけるには、ポーズの時間を2分くらいかけてキープすることだそうです。
ポーズ自体は部分的なストレッチであっても、筋膜は全身に張り巡らされてつながっていますので、全身の緊張が解けてゆく感覚を味わうことができます。


筋膜を意識してヨガしたことはなかったけれど、時間をかけて伸ばしたほうが、全身がほぐれるという実感は確かにありますので、皆さんには申し訳有りませんが、これからはキープ時間を長めにとらせて頂きますっ!(笑