柏(かしわ)
ひいおじいちゃんの育てていた柏の可愛い新芽が出ました。
柏は新芽が出ないと落葉しないことから、
「子供が生まれるまで親は死なない」→「家系が絶えない」
5月5日のこどもの日にも柏餅を食べるように
「子孫繁栄」の縁起物だそうですね。
子孫繁栄って生物に埋め込まれたプログラムの最たるもの
花粉の威力も恐れ入りますし、タンポポのように種子を風に乗せて飛ばすものがいたり、
新緑の季節には木々の葉っぱが「我こそは!」と陽の当たる方へ向かって、グングンと競争するように伸びていく、あの美しい模様にも自然の秩序を感じます。
新芽は赤ちゃんだから、柔らかくって、かわいくて、千切ったりしたら可哀想…という気持ちにさせられたりして、そんな思いが湧いてくることすらダルマ(秩序)の現れなんだ…
子供が泣いていたら、やっていることを一旦止めて、子供を見てあげる…そんな瞬間、ヴェーダーンタの先生の言葉を思い出します。「子供の泣き声を聞いて母親の中に痛みが起きている、母親は自分の中の痛みを取り除きたいので、子供をあやすのだ。子供に要求されているようだけど、自分自身を救っているのだ。母親のダルマに寄り添うことができた時、自分が満たされた気持ちになるのだ。」
だから、大人になって「今まで、どれほど苦労してお前を育ててきたと思っているんだ、あんだけしてやったのに…」なんて言わないようにね(笑
と笑わしてくれました。
私の中にも働いているダルマに寄り添えるように、丁寧に毎日の選択をしたい…ついつい自動的に反応してしまうけど、繰り返し、繰り返しのカルマ・ヨーガです。
どうか今日も旦那さんに怒鳴ったりしませんように。。。(笑