『健康を保つための行い』
アシュタンガフルダヤ 2章 23、24、25、26、27番
<体を使った行為>
・貧しい人々、病気に苦しむ人々、悲しみに暮れる人々をあなたの能力に応じて助けない。
・自分自身のように虫や蟻のようなものにも、常に思いやりを持ちなさい。
・神、牛、年長者、医者、王(統治者)、客人を敬いなさい。
・助けを求めるものから顔を背けたり、見下したり、侮辱したりしてはならない。
・例え自分に害をなす敵に対しても、親切を第一にするべきです。(相手の行動に反応して敵意を返すのではなく、自らの徳を保ち、常に親切であることを心掛ける)
・成功と失敗に一喜一憂せず、客観的な視点から物事を冷静に見て、平常心を保ちなさい。他人の成功を見た時に、その結果だけを羨むのではなく、その人が成功に至るまでに行った努力や工夫に目を向け学ぶ姿勢を保ちなさい。
<言葉を使った行為>
・話す時は、適切なタイミングで、有益なことを(相手や状況にとって為になる内容)、簡潔に(同じことを繰り返さず、要点をまとめて)、矛盾なく(話に一貫性がり、相手に混乱を与えない)、そして優しく丁寧に話すべきである。
・(人を見かけた時に)先に自分から挨拶をする。
・いつも笑顔で、行儀良く、思いやりを持って、柔らかい(優しい)声で話すべきである。
・幸せを一人で独占しない。(喜びはみんなで分かち合う)
・簡単に人を信用してはいけないし、人を疑ってかかるのも良くない。(状況に応じて、人を信じることと慎重であることのバランスをとることが大切)
・誰かを自分の敵であると公言してはならないし(状況を悪化させて、無用な対立を生む)、自分が誰かの敵になってもいけない(評判が下がり苦労する)。
・人を侮辱したり、目上の人に失礼な態度をしてはいけない(好意的な態度を持つ)。
・神、統治者、王様を嫌うものとは付き合ってはいけない。
これらが、健康を保つために控えるべき行いとして教えられました。
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