アーマとは消化されずに体に残った未消化物のことで、それが蓄積・増加すると体中に広がり弱いところにつき、代謝経路(管)がつまり、不調を感じるようになります。不調の状態が悪化するとはっきりとした病気になり、治りにくくなります。病気になる前の未病の段階(不調)を見極めて、いち早く対処することが大切です。
アーマができる原因は、消化力以上のものを食べる(暴飲暴食)、不規則な食事、ストレスで消化力が落ちる、早食い、食事の内容、お腹が空いていないうちに食べる、偏食、消化が妨げられること(食後すぐの入浴、運動、睡眠)などが考えられます。
アーマがある時の症状(未病の段階)
体が重だるい、舌苔がある、唾液の分泌が多い、口内炎、力が入らない、関節の痛み、朝から顔や脚にむくみ、火照りと冷えを繰り返す、便秘と下痢を繰り返す、おならがたくさん出る、ものもらい、目やに、ドライアイ、寝起きが辛い、皮膚に湿疹やかゆみ、イビキ、記憶力や集中力が落ちる、以前好きだったものを食べてもさほど美味しく感じない、良くないとわかっている事がやめられない、喉が異様に乾き、口の中がネバネバした感じ、重たいタイプの頭痛、空腹時に眠くなる、食後に眠くなる
【アーマ(未消化物)を消化に導くために】
・白湯を飲みましょう
・腹8分目の食事を心がけましょう
・平日と休日で差が出ないように、食事の時間を規則的にしましょう
・寝る3時間前までに食事を済ませましょう
・お腹が空いてから食べましょう
・食べ合わせに気をつけましょう(牛乳× 酸味、塩味、ニンニク、魚)
・昼寝は控えましょう
・適度な運動をしましょう
・ガンドゥーシャ(うがい)、タングスクレーパー(舌の清掃)をしましょう
・ガルシャナ(ドライマッサージ・寒風摩擦)をしましょう
・疲れすぎない
・生姜や胡椒などスパイスを取り入れましょう
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