「臭覚」とその対象「臭い」の間違った結合とはどのようなものでしょうか?

アーユルヴェーダの古典より抜粋させて頂きました。

・過度に刺激のある・強度な・分泌を促すような臭いを嗅ぐ

・全く臭いを嗅がない

・悪臭のある・不快な・不浄な・腐敗した・毒を発するような、死体から出る臭いを嗅ぐ

 

いつかどこかの国の街角で嗅いだことのある匂いと似た匂いを嗅いだ時に、その時の記憶が鮮明に蘇えり感情的になる経験をしたことはありませんか?

私たちは五感の対象物に記憶を重ね合わせて捉えていますが、特に臭覚は感情や本能に関わる器官なので記憶の蘇り方がドラマティックです。

そのせいか、人は良い香りのする相手のことを好きになってしまうそうですよ。良い香りをまとうのはとてもお得ですね♪

その逆に、悪臭を嗅ぐことは鮮明で劇的なダメージを人に与えるのかも知れません…

なぜか日本のことわざでも鼻にまつわるものはネガティブなものばかり

「鼻が曲がる」「鼻っ柱が強い」「鼻で笑う」「鼻にかける」

臭覚は感覚器官の中でも本能的な器官なので、見た目では分からないことも臭いを嗅いで正体がわかることもありますね。

パートナー選びに迷った時、臭いを嗅いで判断してみるのも一つの手かも知れないです!?