体調不良の元となる「未消化物・アーマ」を作らないためには、自分の消化力では消化しきれないものは食べないことが大切です。
秋になって急に食欲が戻り、美味しいものが出回るのでつい食べ過ぎてしまいますが、秋はまだ夏に弱まった消化力が完全には回復していません。
消化に「重いもの」と「軽いもの」を見分けられるようになって、消化力に合わせて食べ物を選べるようになると良いですね。
消化の過程で速やかに分解・吸収されるものが「軽性」で、その反対が「重性」です。
消化力が弱い人は重たい食事を毎日大量に取ることは勧められません。
また、夕食は消化力が弱まるので重い食事はあまり勧められません。
しかし、スポーツや肉体労働をして消化力が強まっている人は、重たいものを毎日食べても構いません。
消化力が強まる冬にも重いものを取る必要があります。
【重性】
牛肉、豚肉、レンコン、小麦、ナッツ類、ごまペースト、パスタ、きのこ、チーズなどの乳製品
【軽性】
鶏肉、うずら、野ウサギ、大根、人参、ムーング豆、ざくろ、バターミルク、古米
左から「軽性」 → 右に行くに従って「重性」
【動物】
小型、活動的、乾燥地に棲む → 大型、不活性、沼地や水中に棲む
【植物】
葉→花→実→茎→根
【加工法】
調理→生
参考図書 アーユルヴェーダ食事法 理論とレシピ 香取薫・佐藤真紀子
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