皆さんは、朝起きて朝食の前に歯磨きをしますか?朝食の後ですか?

実は、起床直後の口の中には雑菌がいっぱいいて、大腸ガンの原因菌の一つも見つかっているそうです。

それなら、口内をきれいにしてから食事をいただいた方が良さそうですね。

 

ちなみに、食べ物のカスは歯磨きでは3割しか取れないという事をご存知でしたか?

では残りの7割は?というと「舌」にあるそうです。

歯磨きでどんなに歯をきれいにしても、舌についた食べ物のカスを取り除かないと口の中はきれいになったとは言えないのですね。

 

アーユルヴェーダでは、朝一番に「舌苔(ぜったい)」を取る事を勧めています。

舌苔は老廃物です。朝、舌に浮いてきますが日中は再び吸収されてしまいます。

舌苔を取り除く事で、口臭予防、歯の病気の予防、味覚が鋭くなり食事の満足感が増すので「食べ過ぎ」や「濃い味」の防止になります。

 

舌苔は、タングスクレーパーで味蕾(みらい・舌の上にあるザラザラした器官)を傷つけないよう優しく3〜4回こそぎ取ります。

歯ブラシで行うと逆効果になるので気をつけましょう。

アーユルヴェーダの医師は脈、尿、便、皮膚、目、声、舌などを見て診断をします。

舌は目で確認できる内蔵です。舌の状態(色や形)に体調が反映されているので診断基準になるのです。

消化力が落ちている時、消化されにくい物を食べた時、疲れている時などは口の中が酸っぱい感じがしたり、はれぼったく歯型が着いていたり、舌苔が白かったりします。逆に健康な時はピンク色をしています。

 

私は昨日チョコレートを食べ過ぎてしまったので、舌苔が白く、タングスクレーパーをやってもやっても取れませんでした…苦笑

舌を見せると色々バレてしまいそうなので恥ずかしいですね。笑