多量な月経血は時に、深刻な問題のサインであることもあります。

子宮内膜症、子宮筋腫、卵巣のう腫は激しい痛みをもたらし、最終的には子宮摘出となることがよくあります。

原因が何であれ、ストレスは子宮内膜症などの婦人科系疾患を悪化させると考えられます。

アーユルヴェーダ医は、食事とライフスタイルを変え、月経の初日あたりにしっかりと休憩を取り、穏やかなヨガのポーズで月経痛を緩和させ、ストレスを減らし、骨盤部位に新鮮な血流を送ることを推奨しています。

子宮内膜症はストレスの多い仕事に従事している女性に対する警告であるかもしれないと考える博士や医者がいます。

子宮内膜症は「内奥から生じる感情的欲求と、世の中が自分に求めてくることが正面から衝突している」ということが身体に現れているのだ、と言います。

すなわち、常に外側に向かうエネルギーのみに焦点を当て、感情やスピリチュアル的な側面を無視し続けると、骨盤に炎症が生じる病気を招く可能性が非常に高い、ということなのです。

例えば、ヨガの知識を学び、アーサナや瞑想を定期的に行うことによって、自らの全体性に触れ、それに意識をつなぎ続けることができれば、身体や考え、それらを取り巻く環境の変化が目まぐるしくとも、内に穏やかさと平静さを保つことができるでしょう。