何が頭痛を引き起こしたか知らずして、頭痛を取り除くのは非常に難しいので、

頭痛日記をつけてみましょう。

日記は、自分の陥りやすい行動や思考のパターンを客観的に分析して自覚するのに良い手段です。

自覚できたなら、新しい選択(行動)ができます。

・痛みのない日でも何を食べたかを記録します。

(月曜日に食べたチョコレートが水曜日に頭痛を引き起こしていることだってあります。)

・毎日の行動や感情も簡単に書き留めましょう。

『いつもと違うことが起きたりしていませんでしたか?』

『感情が高ぶる場面はありましたか?どんな時に?どう感じた?その理由は?』

『環境に対するアレルギー反応はありませんか?』

(大音量の雑音や怒った上司、あるいは多くの混乱に立ち向かわねばならなくなった時に、身体が反抗し、キンキンした痛みが起きていませんか?)

・月経周期を知っておきましょう。

・自分の感情に素直になりましょう。

(ドキュメンタリーなどを見て感動して涙を流したあとに、頭がスッキリした経験はありませんか?大人になると自分自身のためには泣けないけれど、自分以外の対象に共感して涙を流すことで、長年溜め込んだ自分の感情を解放しているのです。)

・ストレスの原因がわかったら、ストレスレベルを下げましょう。

(仕事の時間を減らす、予定を入れすぎない、運動する時間を作り、マッサージを受けるなど自分のための時間を確保する)

偏頭痛は、あなたの注意を心に向けるために身体が講じる手段なのです。

感情的な要因を見つけるには、個人的な育成環境などにも目を向ける必要があるかもしれません。

自分自身の目を背けたいところかも知れません。

弱くて情けなくて、汚いところかも知れません。

それでも見なくてはなりません。

きっと、そのことを受け入れて上手に手なずけることができます。

変えられないこと(過去の生い立ちや記憶)を変えようとして時間を無駄にすることなく、変えられることを変える勇気と識別がありますように。