アーユルヴェーダ・ドクターの薬局にて製造されている手作り品。ミルクから精製されるギーを、銅の容器で3日間練り続けてできる手作りクリーム
天然の保湿クリーム シャタドゥルタグルタを使ってみました。
名前を直訳すると、「ギーを水で100回洗うとできる塗り薬」だそうです。
3日半もかかるそうです…朝から晩まで黙々と水で洗い続けるんだって。
儀式ですね。すごく貴重。
「天然のお肌の抗生物質」と言われるクリームの効能はというと、
アトピーや乾燥による痒みを抑えることです。
主人がアトピー体質なので、買ってみたものの
興味すら持たれずじまい。やっぱり…
ということで、私が使ってみましたが
香りがミルクそのものなので、最初は苦手で
顔には塗れない…と思いました。
でも、慣れてしまえば、親しみを感じられる甘い香りです。
子供はいい匂い〜と言ってました。
子供の保湿剤として身体に塗ったりしています。
香り以外の使用感はとてもよく、ミルキーな仕上がり。
ミツロウ(ワックス)のように、皮膚表面をカバーして保護する感じではなく、
よく浸透・吸収されて、角質に含まれる水分が保持されている感じでした。
クリームから分離して水分が出ますが、それはそれで化粧水としても良いとのこと。
水分を肌に塗ると、乾燥によるザラつきが落ち着き、さらりとした肌触りに。
その上にクリームを塗ると、肌理が整い、肌にツヤが出て、柔らかくなりました。
結局、アトピー肌に効果があったかどうかは分からずじまいでしたが、
乾燥による痒みは落ち着きましたよ。
目に見える効果以上に、
素材と作り手の純粋さを感じさせてもらえるクリームでした。
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