アーユルヴェーダとは

日本ではインド式エステ、インド式癒しなどと呼ばれることもありますが、五千年の歴史があるインドの伝承医学です。病気を体や心等の”調和の乱れ”として捉え、一人ひとりの体質に合った手法により調和を回復します。西洋医学では健康と病気に分けて考えるのに対し、アーユルヴェーダでは健康と病気の間にもう1つ未病の考え方があります。病気になってからではなく、病気になる前の未病の段階でいち早く発見し健康に戻すのが特徴です。心身の全体に影響がおよぶアーユルヴェーダのトリートメントでは、カウンセリングにより体質に合ったオイルトリートメントを選択し、自然治癒力を引き出し恒常性維持機能も高めます。一時的ではなく心身の内面から、体質に合うバランスのとれた健康な状態にするトリートメントを行います。

 

高齢化による医療費の増大や日々を健康に過ごすという課題は大きな社会問題となっています。私たちの身近では、ストレスや冷えなどの症状は西洋医学では病気として扱われておらず、効果的な治療法がない状態です。そんな中、伝承経験に基づく未病の改善や自然治癒力を引き出し恒常性維持機能を高めるアーユルヴェーダに世界も関心を示しています。世界では科学的にアーユルヴェーダの有効性が高く評価され、whole medical systemsとして西洋医学と並ぶ扱いがなされています。