クラニオ
about cranio secral therapy
〜とても優しいお手当〜
<アーユルヴェーダのトリートメントやヨガのクラス中に、必要に応じて任意でクラニオをさせて頂くことがあるので説明します>
日本語では頭蓋仙骨療法と言います。
押したり引いたりといった動きのない静かな手技で、5グラムという非常にソフトなタッチで必要なお身体の箇所に触れてゆきます。
受けている人は、触られているのか いないのかわからない程度です。
反応は人それぞれですが、体液循環が良くなって体が温まったり、呼吸が深まるというお声をいただきます。
心地が良くて眠られる方も多くいます。
非常に深いリラックスを味わうので、しばらく横になって休みます。
筋肉の緊張がほぐれる過程で、感情の緊張が解ける経験をする方もいます。
副作用などの心配もなく、安心できる穏やかなワークです。
気功のようなエネルギーワークのイメージを持たれる方もいますが、それらとは違い、あくまでも調整しているのはクライアント本人の力。
自らバランスを保とうとする自己調整機能(自然治癒力)は誰にでも備わっています。
セラピストは自己調整機能に敬意を持ちながらクライアントに寄り添います。
・疲れやすい ・ストレスに悩まされている
・眠れない日がある
・生活に大きな変化があった
・ショックな出来事があった
・感情・気分が不安定で落ち着かない
・批判的な思考が強い
・イライラする
・やる気が出ない、鬱々とする
・孤独感を感じる
・手術前後の治癒力アップ
・終末期の緩和ケア
・妊娠している
クライアントは、洋服は着たまま、ベットに仰向けになって寝ます。
セラピストは足、腰、膝、肩、耳、頭部などに手を軽く当てたまま静止します。 5分程度で、次の部位に手を当てます。
・呼吸が深まる
・眠くなる
・骨盤や脚のズレが整う感じがした
・深い熟睡をした後のような脱力感がある
・緊張が取れたせいか、無理をかけていた体の部位が痛み出した
・それまで無意識だった感情が溢れてきた
・特に理由はないけど、涙が出てきた
・考えの整理ができた
・その後の生活で無理をしなくなった
・家族や周りの人との関係が良くなった
・神経が深く安らぐ感じがした
・瞑想やヨーガのシャバーサナと似ている感覚だった
・地に足がつき、自分らしさを取り戻せる
クラニオのしくみ
-how it works-
|脳脊髄液~頭蓋仙骨系リズム~
|脳脊髄液の流れ~命のリズムを整える~
ところが、私たちが日常生活の中で、身体的に外傷を受けたり、精神的に強烈なストレスやトラウマを受けると、この規則正しいリズムが乱されてしまいます。そしてその乱れた脳脊髄液の波動は、脳・脊髄に伝わり、全身に広がっていきます。
また、心身に強烈なストレスの環境の中に生きている( 交感神経亢進の継続状態 )と、物理的に脳脊髄液は20~30%減になり、脳脊髄減少症に落ち込みます。
すると、神経系統や運動機能が十分に働かなくなり、痛みや腫れ、イライラ・鬱・不眠 等々の様々な不調・疾患、疾病が 瞬時に、あるいは長い年月をかけながらあらわれ始めるのです。
頭蓋仙骨療法の施術は、5gタッチといわれ赤ちゃんを抱っこするような優しいタッチで触れ、全身(足、膝、仙骨、骨盤、お腹、胸、肩、首、頭蓋骨等)から発している脳脊髄液の波動の乱れや滞りを感じ取っていきます。
身体の中で起きているあらゆる波動を感じ取り、受け止め、認めてあげて、からだの細胞と対話をしながら身体が行きたい方へガイドすることにより本来の頭蓋仙骨系の一定のリズムに導いていきます。
するとからだの内側から 不調を引き起こしていた部分が解放されていき、脳脊髄液、血液、ホルモン、リンパ、気の流れが改善され、その結果自律神経が整えられ自然治癒力が高まっていきます。
<著作>
たなこころCST 藤牧経乘先生のホームページより抜粋